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転職回数は気にしない
10年位前までは、4回以上転職をしている人は採用しないなど、転職回数をこだわる企業も多くありましたが、現在は転職回数を以前のように気にする企業は少なくなりました。
採用担当者は、転職回数ではなく自社が求めている人材とのマッチングを採否の判断材料として重視しています。転職回数が多くても、自社で必要な職務能力があれば、採用に繋がるチャンスがあります。
転職回数が多くて採用されない人は、転職回数が原因ではなく職務能力や経験が原因の可能性があります。
別の見方をすれば、以前は終身雇用が前提で、定着しない人材では困るといった意識が強かったのですが、現在は終身雇用ではなく、今求めていることをやってくれればいいという考え方で、転職者を育てていくという企業は少なくなっているでしょう。
求めている職種で採用をおこなうジョブ型雇用では、原則として総合職のようにジョブローテーションをおこなうわけではなく、転職した仕事でキャリアを築いていきます。
転職回数を気にしない反面、職務能力への期待が大きくなり、応えられなければ別の企業へ転職というケースもあります。また転職をして目指すキャリア目標がなくなれば、企業に在籍している意味がなくなるかもしれません。
転職市場を理解したうえで、自分の方向性を考えチャレンジしていくことが大切です。